入会案内

ロータリークラブとは

ロータリークラブは「超我の奉仕」をモットーとする世界初の奉仕団体であり。200の国と地域に32,000あまりのクラブ、およそ120万人の会員を擁し、すべてその地域の有力な事業家と専門家からなっています。そのうち約10万人が日本人です。

 

今から約100年前(1905年)、シカゴで青年弁護士ポール・ハリスは時代の不況と荒廃に対処するため、数人の友人と語らし、職業倫理を高めて社会に奉仕することを目的とするクラブを結成しました。会合を各会員の事務所で順繰りに行うことにしたので、回転する歯車をかたどり、ロータリーと名づけられました。その後、このクラブの高邁な精神と公正な運営が事業家、専門家の間で圧倒的な支持を受け、瞬く間に全米に広がり、1911年には4ヶ国からなる国際ロータリー(Rl)を結成するに至りました。それから約100年が経ちます。その間、世界各国に広がり、ポリオの撲滅、識字率の向上、飢餓の追放などで多大の貢献をしてきました。

ロータリアンになると、高い倫理的基準を維持する秘訣が授けられます。それは、考えること、言うこと、行うこと全てにわたって、次の「4つのテスト」を行うことです。これによって関わりのある全ての人に奉仕し、自他ともに幸せになります。

四つのテスト

 

1.真実かどうか

2.みんなに公平か

3.好意と友情を深めるか

4.みんなのためになるかどうか

 

ロータリーの目指すことは、優れた企業の根底には「最も奉仕するものこそ最もよく報われる」という理念に基づき、各会員がそれぞれの立場からその実現を図ることです。

そのために、以下の4つのことを目指します。

 

(1)奉仕の機会を増やすために、会員相互の親睦の輪を広げる

(2)事業や専門職において高度の倫理的基準を保ち、各自の職業の品格を高める

(3)奉仕の理念に基づいて、会員各自の個人生活、職業生活、社会生活を行う

(4)奉仕の理念で結びついた事業家、専門家の国際的規模の親交をはかる

 

この4つは、それぞれ「クラブ奉仕」、「職業奉仕」、「社会奉仕」、「国際奉仕」と名づけられ、世界中の各クラブが地域と伝統に従って、独自の奉仕活動を行っています。

どれも他クラブにはない独創的な活動であり、1年かぎりのプロジェクトではなく、数年かけて行われています。